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iSF第3回

さて、予告してまいりましたとおり、iSF第3回に作品を出展しました。
タイトル「Blue Bird Binding」








……いえ、とりあえず言いたいことは分かります。

何だこの長さ。

……59分です。全く嘘偽りなく、前編後編合わせて1時間弱の動画です。
というか「それならあと1分頑張れよ!」とIRCで突っ込まれました。自分でもそう思います。
ショートフェスティバルはどこ行っちゃったんだ!?

まあ長くなったものは長くなったわけですから仕方ないとして(開き直り)。
いつものように作品解説に参ります。



Blue Bird Binding。
訳すなら「囚われの蒼い鳥」という感じでしょうか?
ただし囚われているのは……。

……ちなみに前回もそうですが、タイトルが英語的に正しいかどうかは全く考慮の外です。
見たら分かると思いますが、三単語の頭文字を合わせてみたかっただけですからね。
でもちゃんと動画内容と合わせてあるので、それは、悪くない。

さて。
タイトルから分かるとおり、今回の主役は千早です。
しかし語り部は雪歩で……。

はい、お分かりかもしれませんが、前回の出展作品「White Snow Princess」とは連作の関係に当たります。
「基本的に連作はなしで」というヤスPの言葉は意図的に聞かなかったことにして作ったわけですが、まあ別個に見ても話は通じると思います。雪歩はちょっと違和感あるかもしれませんが。



ネタバレタイム突入しますよ。



前作では「リロード」というお題から「新しい私を、リロードする」という一文を閃きストーリーを書き上げたわけですが、今回も同じ手法を採っています。

今回のお題は「箱」。
さてこのお題を聞いて事務は考えました。
「物理的な“箱”では単純すぎる」
「何か象徴的にお題を消化できる方法はないか」
そこで5分ほど箱から連想する言葉を思い浮かべます。

結果、浮かんだのが「箱庭」。
直感的にこれは使える、と考え更にこれをどう使うか考えます。
そして浮かんできたのが、「箱庭の鳥」という一文。

当然「籠の鳥」とかけた言葉なわけですが、大分イメージが変わるように思います。
籠の鳥は檻に囚われている。
しかし、箱庭で囀る鳥は、自らの意思でその箱庭世界に留まり続けるのです。

この一文を閃いた時点で、主役に千早を据えることは決定しました。
誰に聞かせるでもなく歌う千早の姿が、重なったからですね。



千早という少女は、徹底して“歌”というものに逃げ込んでいると思います。
歌が好きだということは真実だと思いますが、固執しすぎてそれだけが自分の価値みたいに思い込んでる部分があちこち見え隠れしますね。
それが自分のことだけならいいんですが、周囲の人間に対する態度も、見る人が見れば分かってしまうような失礼な態度が多いです。

作中でPが言ったという「喧嘩売ってるのか」というのはゲーム中、千早との最初の出会いで出てくる選択肢のひとつですし、今回キーアイテムとなったファンレターの「もっと客席のほうを見て歌ってほしい」というのも実際に届くファンレターの内容です。
無神経というか、とにかく他人に対して無関心ですね。

この辺、人間嫌いというか……人間不信なんでしょうね。
当然その原因は両親の不仲にあるでしょうし、実際両親離婚後の千早は精神的にぐっと前向きになります。
一番心を開きたいはずの両親に心を開けない、耐えなければいけないという状況が、千早の心の壁を生んだのだろうなー、と思うわけです。

Cランクアップコミュで、千早は涙を見せます。
早く離婚してしまえばいいと思っていたはずの両親が、本当に別れることになった途端、彼女の中で堪えていた一線が切れてしまったのだと思います。
……どんなに仲が悪くても家族でいてほしいと願う気持ちは、当事者にならないと分かりませんね。
その後、涙を拭いて「大丈夫です、耐えられます」と言うのですが、多分この「耐えられます」はそれまでとは違う意味を持つのではないでしょうか。
それまでは「苦痛」に耐え、そしてこの後は「寂しさ」に耐えていくことになるわけですから。

……ちょっとゲーム本編の千早の話が長くなってしまいました。
そんな千早ですから、他のアイドルとの付き合い方も、そんな感じになるのだと思います。
つっけんどんにするわけではないと思いますが、無難に、深入りせずに。
そういう人間と付き合って、何か影響を与えられるのは誰か。

その私なりの結論が、雪歩です。
前作でも色々描写したように、雪歩はアイドルとしての適性は持っていても、初期の段階ではむしろアイドルとしての生き方に怯えがあると思います。
アイドルという生き方に疑問を抱きながら成長していった雪歩には、千早の気持ちも理解できるのではないか、と考えたわけです。

まあ、その辺りは作中で語らっているので、いちいちここでは書きません。
ただ、それよりも(作者でありながら)自分が一番気になっているのは、メールで雪歩の返信を読んだときの千早。
勿論ちゃんと想定して書いてはいるのだけれど、実際にあの二言を目にしたらどう感じるのだろうと、静かに考えるのです。



というわけで、二作目はそういう作品です。

はい、二作目です。
次の構想もあります。
つまりどういうことかというと。

シリーズ化します。

iSFをきっかけに世に出た作品ではありますが、元々アイマス二次創作の原点に返りたいと思っていたのです。
同時に、以前ブログで恥ずかしげもなく告白したように、にわPへの挑戦も。
だから、ここらで狼煙を上げます。



事務リーダーP・ノベマスシリーズ。
Reconstruct THE iDOL M@STER



意味は「アイドルマスターの再構築」ですかね。
ゲームのシステム的に断片的にしかその世界が見えてないアイマス。
しかし、今回示したようにストーリーの欠片は本編に幾つも散っているのです。
それらを集めて、ひとつのシリーズとして再構築する。
まさに二次創作の本質、と事務は思うのですがいかがでしょうか?



さあこの気持ちをストレートに乗せて、にわPに!
……と思ってたんですが。
被ってんですよ。キャラも、お題の消化も。

……未見の方もいるでしょうし、詳細は伏せますが、まさかこのタイミング、この状況で被るとは。
私は、これこそ「縁が合った」と思うわけですが。
面白いですね。最初からいきなり正面衝突とは。
果たしてどうなるやら。
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コメント

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No title

Blue Bird Binding楽しませてもらいました。
事務リーダーPはWhite Snow Princessの作者だったんですね。
前作も面白かったです。

シリーズを通して、765プロの面々(961と876も?)が
どのように変わっていくのか楽しみにしています。

No title

ご視聴ありがとうございました。自分で言うのもアレですが、これだけ長い動画にお付き合いくださって嬉しく思います。

とりあえずiSFのテーマ的に、かなり後半の雪歩の話を続けて書きましたが、次回以降は大分時間を巻き戻して、名前だけ出てる人たちとの出会いを描く予定でいます(誰になるかは未定ですが)。
961プロや876プロは絡めない、無印アイマスのストーリーにしようと思ってたんですが……最近アイマスDSやってちょっと惹かれるものがあったので、その辺白紙に戻そうかなと。上手く絡められそうなら、出番があるかも……。

次はいつの更新かまだ目処も立ちませんが、お付き合いいただければ幸いです。
次もきっと再生時間は自重しませんが。
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